6月8日は「世界海の日」。化粧品でもできることを考えよう

本日6月8日は、国連が定める「世界海の日」。グローバルで直面している海洋に関する課題(乱獲・海洋汚染・海洋資源の持続可能な調達・網やプラスチックなどの海洋ごみ・・・などなど)の認識を高める日です。

それぞれ深刻な問題ですが、化粧品に関係することといえば

  • サンゴの保全
  • 絶滅危惧種に指定されている海洋原料調達の回避
  • 海洋プラスチック問題

などがあります。
サンゴ由来の美容成分がよくありますが、化粧品用途以外にサンゴは様々な製品に利用されるので、無作為な採取だけでなく、海洋汚染などによりサンゴが減少してしまうということが・・・。
アジアで調査したコスメやペットフードの中でDNA検査をしたところ、絶滅危惧種に指定されているサメのDNAが見つかり、知らず知らずのうちに絶滅の危機に瀕している生物の原料が使われているという現実があります。化粧品であっても生物多様性にも配慮した原料を採用しているかも重要な視点です。
海洋プラスチック問題は、すでに何度も当サイトでも述べていますが、いわゆる容器問題だけでなく、成分中のプラスチック由来成分についてや、いまよく聞く「バイオマスプラスチック」の正しい処理方法にも配慮すべきです。

化粧品でもできること、少しでも考えていきましょう🍃

海洋プラスチック問題といえば・・・
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